指・手

近年タトゥーを一種のオシャレとして取り入れる方は大勢おり、特に手・指等に入れる小さいタトゥーはワンポイントとして多くの方に好まれています。

しかし手・指といった日ごろから露出している部分ですと、目立ってしまい、後になって消したいと思われることも多々あるのです。そのため、手・指等の小さなタトゥーを切除したいと希望される方に向けて、解説を交えてご紹介していきたいと思います。

そもそも手・指のタトゥーは除去することができるのか?

先ず『そもそも手・指のタトゥーは除去することができるのか?』という疑問を抱かれると思われますが、結論から言えば除去することは可能です。

タトゥーの除去を希望する方の多くが手・指等に小さなタトゥーを入れているといわれています。

手や指というのは比較的敏感な神経も多く通っており、身体の中でも非常にデリケートな部分となっています。そこを綺麗にするということは、その分身体に多大な負担をかけることにつながり、もちろん、痛覚なども非常に細かく通っているので痛みを感じることがあるかもしれません。

また、タトゥーの切除と一口で言っても身体のどこにタトゥーが入っているかによって、除去に向いている施術が異なります。位置や大きさも関係してきますので、除去する前はしっかりとしたカウンセリングを受けて、自分に合った施術を選ぶことが大切です。

施術法について

タトゥー除去の施術手段

指・手のタトゥー除去ですと、一般的に使われているのが切除施術になります。この手法が選ばれている理由として「人間の治癒力を使って、綺麗に仕上げていくことも可能である」、「短期間で確実に除去できる」、以上の2点です。

切除施術に関しては現在2種類の方法があります。

紡錘形切除

こちらはタトゥーを囲むように葉っぱのような形で皮膚を切り取り、直線状に縫合する方法です。小さな面積のタトゥーに適しています。

ジグザグ切除

次にタトゥーの輪郭線に沿って皮膚を切り取り、ジグザグに縫合する方法。こちらはわざとジグザグに縫合することで、グラデーション効果によって傷跡を目立たなくさせます。どういうことかと言いますと、直線状に縫いますと縫合部分は外側へと引っ張られる力(張力)が強く生じると、「瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)」と呼ばれるひきつれが起こり、傷跡が赤く盛り上がってしまうことがあります。ひきつけが酷いと、ケロイドのようになることもあるのです。しかしジグザグに縫合すれば、皮膚のひっぱりを分散することができ、ひきつれを起こすリスクを大幅に軽減することが可能となります。

その他の切除法

また2種類以外にも、「切除法+皮弁法」という、タトゥーを切除してなくなった皮膚の部分に「血流のある隣接する皮膚」をずらして縫合もしくは、固定する手法もあります。色や掘り方にかかわらず、タトゥーを除去することができ、術後の傷ケアが簡単。傷の治りも早く、ケロイドになるリスクを軽減することができます。ただ、こちらの手法は決して簡単なものではないため、事前にお問い合わせ等して確認してください。

切除法の注意点

切除法を希望される際に重要になってくるのがタトゥーの大きさです。正確なサイズは医師によって異なりますが、手・指ですと1㎝以下のサイズであることが望ましく、多くの医院ですと最大で5㎝以上は他の施術をご案内する場合が多くあります。5㎝以上になると痛みが増し、切除法では困難になることがあるからです。また、切除法による治療に伴い、発熱、発赤、痛み、熱感、痒み等が生じる場合があります。

指や手のタトゥー除去の費用について

保険

施術をご依頼される方で気になってくるのが切除法を利用するにあたっての費用相場だと思われます。

先ず知っていただきたいことが、タトゥーの切除法には保険が適用されないという点です。「切り取って除去していくから手術のように保険が適応されるのでは」と思われるかもしれませんが、切除法に限ったことではなく、どのような方法であってもタトゥーの除去には保険が適用されません。保険を適用することができるのは、あくまで怪我や病気によって起こってしまった症状に限り、タトゥーに関しては自分で希望して入れたものになりますので、自由診療で除去することになっています。

しかし、総合病院でなら保険適用が可能という声があるのも事実です。確かに、総合病院でもタトゥー除去は行っており、整形外科が対応しています。整形外科と聞くと病院=保険が適用されるというイメージを持たれるかもしれませんが、実際のところ保険は適用外なのです。そのため、もしも治療として保険を適応してくれているときは、保険を悪用した違法な行為を行っているという認識を抱いていただければと思います。

保険が適用されない自由診療とはそもそも何なのか

自由診断ではタトゥー以外にも、美容整形、歯の矯正といった、治療に関係のないことだけど、希望で行う治療に関してのことを言います。保険適応となると、多くの方が3割の負担を行っていますが、自由診療では全額自己負担しなくてはなりません。

特に切除法に関してはメスを入れて行う治療法になりますので、費用は高額になりやすいです。タトゥーを入れる際はそこまでお金はかかりませんが、しかしその10倍以上の金額が消すためには必要になります。

それを踏まえたうえで費用相場を見ていただければと思います。

指や手のタトゥー除去の費用相場

施術法 サイズ 価格
レーザー 5㎝×5㎝の
タトゥーの場合
3万円程度(1回)
※ただし、切除の場合は1度の手術で済むケースも多いので、人によってはレーザーよりも安く済む可能性もあります。
切除法 5㎝×5㎝の
タトゥーの場合
6万円程度
※ただし、切除の場合は1度の手術で済むケースも多いので、人によってはレーザーよりも安く済む可能性もあります。
植皮法 10cm×10cmの
タトゥーの場合
50万円程度
※1回に施術できる範囲は、20cm×20cmまでのようです。

指や手のタトゥー除去施術例のご紹介

30代男性 指のタトゥー除去(切除法)×2か所(中指、薬指)

タトゥーが2か所あり、悩みましたが、先ずは大きな中指から除去することを決めました。メスを使い中指にあるタトゥーから切除。施術から2週間経った状態で抜歯をしましたが、まだ手術痕が生々しく残っていました。3か月もするとほとんど気にならない程度に修復され、施術から約1年5か月後には手術をしたのかわからないほど綺麗な指に戻りました。

20代 女性 中指のタトゥー除去(切除法)

中指にあった髑髏のタトゥー除去でした。白い肌でも黒い髑髏のタトゥーはよく目立っており、なるべく傷跡を目立たなくするように気を付けたのを覚えています。術後1か月はまだ傷跡も完全にふさぎきっておらず、全体的に赤みが残っている状態でしたが、施術から6か月経過すると赤みも引いて、傷も塞がっている状態でした。そして術後1年経過した段階では、薄っすらと傷跡が残っているかな?と思えるほど綺麗になりました。

 

今まで見ていただいたのは一例にすぎません。これらの比較的に小さいとされるタトゥー除去であっても、傷口が気にならなくなるのに1年以上掛かるのです。

また、人によっては自分には合わない施術をされて症状に悩まされている方など大勢いらっしゃいますので、タトゥーを除去することを望まれる方は自分のタトゥーにあった方法を医師にしっかりとご相談して一緒に見つけていくことをおすすめします。

 

施術別 東京でタトゥー除去ができるクリニック厳選集