タトゥーのデメリットは?

タトゥーへの印象は?

日本国内におけるタトゥーへの印象はあまり良くなく、現在でも反社会的なイメージが付きまとっています。そういった事情からか「タトゥーを入れている方は怖い」と思う方も少なくありません。

20代から60代の男女1,000人以上へのアンケートの結果では、男女ともに「怖い」と答えた方が約半数にも上りました。

年代別では20代から50代の約40%~50%が「怖い」と答えています。60代になると少し増えて65%に。年齢層が上がるほどファッションタトゥーへの理解が少ないためか、「怖い」と回答する割合が高くなる傾向にありました。

強い決意を持って入れることもあるタトゥーですが、軽い気持ちで入れる方もいます。カッコイイから、かわいいから、という理由で入れたものに対して、約半数の人が恐怖を感じているのです。誰にも迷惑をかけていない、と思うかもしれませんがそうではないことが分かるでしょう。

逆に、タトゥーを見て怖いと感じる人や嫌悪感を抱く人たちから、心無い言葉を浴びせられたり冷たい態度を取られたりすることもあるようです。タトゥーが入っているだけで人間性を否定されたと訴える方も少なくありません。人生のターニングポイントである結婚や出産を機にタトゥー除去をする方が多いのも頷けますね。

タトゥーを入れることでのリスク

こちらでは、タトゥーを入れることのリスクについて解説。タトゥーには、温泉やプール入れなくなったりMRI検査を受けられなかったりするだけでは済まないデメリットがあるのです。
タトゥーを入れるときには、肌に針を刺して墨を入れます。そのため、衛生面に問題がある場所で施術を受けると感染症にかかる恐れがあります。さらに、皮膚から墨が吸収されて肝臓まで運ばれるため、肝炎を起こしやすくなることも有名です。感染症や肝炎のリスクが高まるため保険の加入で不利になることも珍しくありません。

衛生面

肌に傷を入れて色をつけていくタトゥーは、施術に使われる針やグライダーに付着した血液や滲出液によってさまざまな感染症を発症する恐れがあります。完璧に消毒をしていれば問題はありませんが、施術者が手間を惜しんで使い回しにしてしまうケースも。タトゥーを入れることで感染の恐れがある感染症は「B型肝炎」「C型肝炎」「エイズ(ヒト免疫不全ウィルス)」の3種類。それぞれの症状を一緒に見ていきましょう。

1.B型肝炎

日本人の約1%がウィルスを保菌しているといわれる「B型肝炎」。感染している患者は130~150万人ほどいると考えられています。タトゥーをはじめ、ボディーピアスや注射器の使い回し、輸血、性的接触などが原因で感染するほか、母乳を介するケースもあるとのこと。感染力が強いのが特徴で、わずかな血液でも簡単に感染してしまうそうです。感染症状としては急性肝炎があげられます。まれに慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんになる場合も。ひどいときは劇症肝炎を発症し、1週間という短い期間で命を落としてしまう恐れがあるのです。

2.C型肝炎

B型肝炎と同じく、日本人の約1%がC型肝炎ウィルスを保菌しているといわれています。感染理由も同じく、タトゥーやボディーピアス、注射器の使い回しなど。C型肝炎はB型肝炎に比べて感染力が弱く、性交渉や体液で感染することはほとんどないそうです。ただし、1度でも感染してしまうと炎症の慢性化によるC型慢性肝炎を発症するリスクを高めてしまいます。

3.エイズ(ヒト免疫不全ウィルス)

B型肝炎やC型肝炎に比べて保菌者はわずかですが、感染による死亡率の高さが特徴。治療薬の研究が進み、一定の基準を満たすことで強力な抗ウィルス療法を受けることができます。それによって、短期的な死亡率が改善されるそうです。

【番外編】インクに含まれる有害物質

タトゥーに使われるインクには「水銀」「マンガン」「クロミウム」など有害な物質が含まれています。これらの物質を体内に取り込むことで、中枢神経や内分泌器、腎臓などに悪い影響を与えてしまう恐れがあるのです。

MRI検査が受けられない場合がある

脳の内部にできている腫瘍を発見することが可能な精密検査のひとつである「MRI」。タトゥーを入れていると、MRIを受けられないケースがあります。MRIは強い磁気と電波を使用して、体内の状態を断面像として描写する検査です。この磁気がタトゥーの染料に含まれている金属成分と共鳴して反応することで発熱し、火傷をする可能性があると言われています。

実際に海外では、タトゥーを入れている患者がMRIを受けて火傷した症例が報告されているそうです。国によってタトゥー入れる際に使用されている染料は違うので一概には何とも言えませんが、火傷のリスクがあるとうことは頭の片隅に入れておきましょう。

また、検査を行いたい箇所にタトゥーがあると、わずかな陰によって正しい結果が得られないこともあります。

最近はMRIを扱っている病院では患者に対して「タトゥー・アートメイク・入れ墨を入れている方は検査を受けられないことがあります」と、説明書を渡しているところもあるようです。タトゥーを入れている人でMRIを受ける必要性が出てきた場合は、事前に医師へタトゥーが入っていることを伝え、指示に従ってください。病院によっては、MRI以外の治療法に切り替えてくれるところもあります。

保険の加入で不利になる

「タトゥーを入れていると保険に入れない」という話を聞いたことはありませんか?事実、タトゥーを入れているという理由で生命保険の加入を断られることもあります。

タトゥーの有無に左右されない会社もあれば、タトゥーを入れた経緯や職業、健康診断の結果をヒアリングして問題がなければ加入させるという措置を取っている会社も。

また、保証金額を制限したりオプションが付けられなかったり、健康状態に問題があるとして保険料を割り増しする「P増」などの条件付きで加入できる保険会社もあります。タトゥーを入れていると疾病リスクが高まるため、加入を断っている保険会社が多いのです。

皮膚から体内に入った墨は肝臓を通ります。そのため、タトゥーを入れている人はB型肝炎やC型肝炎、肝臓がんなど肝臓の疾病リスクが高まるのです。疾病リスクを加味して、肝臓など一部を不担保にすれば保険に加入できる場合もあります。

いずれにせよ、タトゥーのせいで保険に加入できない、あるいは保険内容を制限されたという経験を持つ方は多いのです。

温泉やプール、ジムに通えないことが多い

日本では「タトゥー=暴力団」のイメージが根強く、温泉やプールでは、他のお客さんが怖がるのを考慮して「タトゥーお断り」を掲げているところも。時代が変わり、ファッションタトゥーの人気も高まっている現代でも、タトゥーが入っているお客は断られることが多いのが現状です。

また、フィットネスクラブやジムへの入会も難しいといわれています。更衣室やシャワールーム、サウナなどでタトゥーが見えてしまう可能性があるため「タトゥーお断り」としている施設が多いのです。

フィットネスクラブやスポーツジムによって入会制限は異なります。タトゥーがあるからといって絶対に入会できないというわけではなく、テーピングをしてタトゥーを目立たせなくするなどの配慮をすれば入会できる可能性もあります。しかし、タトゥーが入っていることを意図的に隠して入会した場合は規約違反で強制的に退会させられることがあるため、注意が必要です。

昔はタトゥーを消す手段がなく、犯罪の抑止を図るため罪人にタトゥーを入れていました。
しかし、今ではタトゥーの除去ができるクリニックが増えており、就職や結婚などのタイミングで消す人が増加しています。タトゥーを入れるデメリットは、温泉やプール、ジムに入れないだけではなく、あらゆる面で生活に支障が生じることです。

もしも今、タトゥーによって生活に制限が生じていたりデメリットを感じていたりするなら、一度クリニックのカウンセリングを受けてみても良いかもしれません。

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